Q1.鍼灸治療って痛くないの
使用する鍼は非常に細く、髪の毛くらいの太さです。動物のサイズや性格にもよりますが、ほとんどの子で痛み無く受けていただくことができます。出血もありません。お灸も毛の上からの施術なので、患部がほんのり温かくなる程度です。鍼の本数は症状によって変わりますが、刺激を気にする子の場合には、圧鍼、ダイオード鍼、梅花鍼など「刺さない鍼」のみでの施術も可能です。当院では動物たちの苦痛や不安を少しでも和らげリラックスしてもらうために、出来るだけ少ない数の鍼で最大の効果をあげられるよう努めて治療を行っております。
Q2.施術の頻度はどのくらい?
疾患や症状の程度によりますが、週に1~2回から始めていきます。状態が良くなれば間隔をあけていくことができます。
Q3.鍼灸治療は他の治療の替わりになるの?今の治療は止めてしまってよい?
治療の内容によります。ですが、とくに弊害がない限り、これまでの治療と併用されることをおすすめします。鍼灸・漢方治療をあわせることで、これまでの治療の効果をさらに高めたり、副作用を軽減できることもあります。
Q4.触られることに敏感なのだけど・・・
鍼灸治療はリラックスした状態で最大の効果を得ることが出来ます。触られるのを嫌がる子の場合には、施術がかえってストレスになってしまうことがあります。まずはお家で、リラックスして触ったりなでたりが出来るように慣れさせていただくことが大切です。・・・お家ではいつもベタベタ、甘えん坊で抱っこが大好きなのだけど、病院に来るとビクビクしてしまう・・・という子は、おそらく大丈夫でしょう。少しずつ慣れてくれると思います。
Q5.施術できないのはどんな時?
妊娠中、高熱(発熱)時は原則、施術は控えて下さい。